オーボエはオーケストラ管楽器の元祖!その起源は古代の葦笛?

起源は古代エジプト?ダブルリードの楽器の歴史。

オーボエの祖先である、2枚のリードを使って音を出すダブルリードの楽器は、紀元前3000年頃からあったとも言われます。植物の茎を2枚組み合わせて音を出す葦笛がその一つで、これは古代エジプトの壁画にも描かれているのです。

実ははっきりしない?オーボエの誕生。

オーボエは17世紀ごろにヨーロッパで誕生したと言われています。ただオーボエ誕生の経緯は正確にははっきりしていません。ただ、野外で使われる楽器として軍隊で利用されていたショームという楽器や、トルコのズルナという楽器などのダブルリードの楽器がその前身であると言われています。ただ、フランスの楽器製作家のオットテール一族が現在のオーボエの原型を作ったという説がある一方、オランダのハッカという楽器製作家がショームとバロック・オーボエの中間の楽器を作成したのだという説もあります。

19世紀末にオーボエの主流はフランス式に。

実は、それまで弦楽器だけで構成されていたオーケストラに初めて管楽器として取り入れられたのがオーボエです。ただ初期のオーボエはキーが2、3個しかない単純な構造で半音も簡単には出せませんでした。しかし18世紀末頃から多くのキーを持つものが作られるようになっていきます。その後19世紀末にはフランスで高度なシステムを持つオーボエが発明されることで、飛躍的に演奏の幅は拡がりました。オーボエ誕生後しばらくはドイツ式と呼ばれるオーボエが主流だったのですが、このフランス式システムの発明によって、一気にフランス式が世界中に広まりました。私たちが現在目にすることの多いオーボエの直接の祖先は19世紀末に発明されたフランス式なのです。ただ、ドイツ式のオーボエもウインナーオーボエと呼ばれて一部のオーケストラでは採用されています。

サックスとはサクソフォーンのことで、金属製の木管楽器です。金属楽器の良さと木管楽器の良さを合わせた楽器となっています。